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神戸大学 文学部 人文学科
神戸大学文学部人文学科の受験は、国公立ではお馴染みの分離分割方式で行われます。
神戸大学文学部人文学科では、AO入試も、推薦入学などの特別選抜も行われていないため、一般選抜入試しかありません。
神戸大学は、言わずと知れた国立大学のひとつであり、遡れば明治からの長い歴史を持っています。
神戸大学文学部は、1949年に国立学校法によって神戸大学ができあがった際に存在した文理学部を前身としています。
文理学部はその後1954年には文学部と理学部に分離され、現在まで至ります。
現在の神戸大学文学部人文学科1科制に統一されたのは、2001年のことです。
人文学とは、人間とは何か、社会とは何かというポイントを取り上げ、人間の営為から生まれた文学、文化学を研究するという意図を表すため付けられました。
これらの人間の営為から生まれた尊い文化の結晶を、次世代へと語り継いでいくのが、神戸大学文学部の役目だとしています。
そのため、神戸大学文学部人文学科で重要視されているのは、社会的対話力です。
基礎科目、教養言論などを通して、応用力へ繋がる基礎能力を鍛え、国際的視野が必要とされる、文学というものに対する見識を深めるために必要不可欠な外国語にも重点が置かれています。
そして、専門性の高い学習を行うために、神戸大学文学部人文学科では、専修と呼ばれるそれぞれの専門分野に分かれることとなります。
神戸大学文学部人文学科の専修は実に15種類と多岐にわたる専門性を追求することができます。
その柱は、哲学、文学、史学、知識システム、社会文化の5つに分かれています。
哲学には唯一の専修、哲学専修が存在し、ギリシア哲学から、現代哲学まで、学問の王と呼ばれる人間と世界のあり方の根本を解き明かす哲学の世界にどっぷり浸かることができます。
文学には、国文学専修、中国文学専修、英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修の5つの専修が属しており、小説、物語、詩、劇作を問わず、様々なジャンルを研究対象とします。
専修ごとに狙いを定める地域が決まっており、それぞれの国の文化の時代、言葉の変遷などを考察します。
史学には、日本史学専修、東洋史学専修、西洋史学専修の3つの専修があり、それぞれ古代から近代までの歴史を取り上げます。
都市文化、宗教改革、民衆運動、政治外交、さらに国際関係などをテーマに、様々な社会に存在した支配と抵抗、またその諸行無常を研究します。
知識システムでは、人間と外界の接点に焦点を当て、人の認識、そして思考、さらに感情などを探求します。
専修は心理学専修、言語学専修、芸術学専修の3つであり、それぞれの切り口で、人の感覚、反応、そして表現法を探ります。
社会文化も3つの専攻から成っており、社会学専修、美術史学専修、地理学専修が存在します。
社会が人の手によって形成されると、さまざまな形で文化的形象物を生み残すこととなります。
社会学は社会問題現象を、美術史学では美術文化の生成と形象のあり方を、地理学では人間活動の土台となる地域空間を通して、その文化的形象物について研究をしていきます。
これらの専修は、2年次から分かれることとなるので、1年次はじっくりと自分の研究したい分野を吟味する期間が与えられています。
神戸大学文学部人文学科では、かなり細分化された文学を学ぶことができます。
自分の好奇心を掘り下げたい、またこれからの国際社会に向けて、他国の文化に対する知識を身に付けたいと言う人にも、神戸大学文学部人文学科はおすすめの学科です。