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神戸大学 農学部 生命機能科学科
神戸大学農学部は2008年春に改組され、それまでの5学科編成が生命機能科学科と資源生命科学科・食料環境システム学科の3学科編成になりました。
神戸大学農学部の生命機能科学科は、改組前は生物機能化学科と生物環境制御学科の2学科でした。
生物機能化学科の研究領域だった生物機能分子化学と生物機能利用化学は、生命機能科学科の応用生命化学コースとなりました。
また生物環境制御学の研究領域だった生物環境学と植物機能制御学・生物制御学は、生命機能科学科の環境生物学コースとなりました。
それでは農学部生命機能科学科では具体的に何を研究テーマとしているのでしょうか。
地球上には数限りない生物が生息しています。
それらの生物はさまざまな機能をもっており、相互に作用しあっています。
それらの生命がもつさまざまな機能を、私たちははるか昔から生活に利用してきました。
発酵食品や医薬品、酒などがその分かりやすい例でしょう。
生物の利用は、もはや私たちの生活と切り離せないものとなっています。
現代では最先端の科学技術を駆使して作物を育て、そこから食品や新しい化学物質・医薬品などが作り出されています。
神戸大学農学部生命機能科学科ではそうした生産に関わる生命現象を生物学と化学というふたつの切り口から解析し、分子レベルの研究から生態系の研究まで行っていくことを目的としています。
神戸大学農学部生命機能科学科の応用生命化学コースでは、化学という先端の研究分野をメスとして農学に切り込んでいくというアプローチを行っています。
環境や食糧問題という私たち人類が抱える最も深刻な問題をバイオサイエンスやバイオテクノロジーから解決に導くことを目指しています。
食品衛生管理者などの資格取得もできるので卒業後は食品関係や医薬品・化学関連企業で活躍する学生が多くなっているほか、検疫所や保健所などで働く学生もいます。
環境生物学コースでは、環境を守り安全な食料を安定して供給できる農環境を整えるための土壌学や植物遺伝学・環境物質科学などを学びます。
農業をベースで支える生物と環境の制御を理解し、理論と技術の両面から貢献できる人材を育成しています。
また生物そして科学を学ぶものとして必要とされるのは専門知識や実験・解析のスキルだけではありません。
範囲を問わない広い知識とそれに裏打ちされた倫理観があってこそ、環境を守りながら人類の未来を切り拓くことに貢献する人材となることができるのです。
神戸大学農学部生命機能科学科では、農業の明日を切り拓くことで人類を未来に導くスキルをもった人材を育成しているのです。