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神戸大学 農学部 食料環境システム学科
神戸大学農学部食料環境システム学科は、60年以上の歴史を持つ学部の中で、特に近年注目の集まる研究テーマを扱う学科ではないでしょうか。
高度経済成長の陰で進んできた環境破壊が大きく注目を集めています。
人類と自然の共存は、人間が社会活動を続けるに当たって欠かせないものであり、そのために早急に取り組むべき課題となっているのが、環境保全の問題です。
また、日々増加している人口を支えるための食料確保も、早急な課題となっています。
国際化と高度情報化で、社会はますます多様化し、複雑を極めており、このような問題に対処できる人材の育成は急務となっています。
神戸大学農学部食料環境システム学科では、環境を保守しながら食料を確保できる生産システムの確立や食料と環境問題、どちらにも有用な経済システムの構築も行います。
農学だけに止まらない社会学や経済学、情報工学などの総合的な知識が必要であるため、密度の高いカリキュラムが組まれており、卒業年次には高い専門性が求められます。
神戸大学農学部食料環境システム学科では、年次が上がり、専門性が高まるにつれて、ふたつのコースに分かれます。
生産環境工学コースでは、生産の基盤となる水と土地資源に焦点を絞り、その利用法と保全、そして、それを実現する栽培から流通までのシステムを構築します。
実際には、バイオシステム工学分野の知識を応用し、農業や農村単位のシステムの整備を目的としてます。
食料環境経済学コースは、日本を含め、世界の国々の食料や、それを支える農家が抱える問題にクローズアップした研究を行います。
温暖化などの環境破壊の影響も加わって、農業はさらに不安定になると言われています。
これからさらに深刻化するであろう世界情勢と、その中の農業を見据えて、社会科学や経済学、経営学、そして統計学などの様々知識を総動員して問題解決を行うのが、このコースの目的です。
神戸大学農学部食料環境システム学科は、農学部に属する他の学科同様、一般選抜入試と推薦枠によって入学試験が実施されます。
募集されるのは35名と少なく、合格率は20%から30%となっています。
神戸大学農学部食料環境システム学科の研究は、早急に対処が求められる農学のテーマの中でも、特に農業を支える農村や農民という細かい土台となる部分を対象にしています。
その点からすれば、地元に根付いた、確かな感覚を得ることのできる研究を続けることができるでしょう。
国際化の現代だからこそ、日本の問題にしっかり向き合った活動を行いたいという人には最適な学科ではないでしょうか。