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神戸大学 工学部 建築学科
神戸大学の工学部、建築学科をご紹介致します。
神戸大学は古い歴史を持つ名門の国立大学です。
神戸大学の前身は、明治35年の神戸高等商業学校から始まっており、昭和4年に設立された旧制の神戸商業大学(昭和19年、神戸経済大学に名称を変更)へと発展しました。
更にここを母体として、以後、神戸地区にあった国公立の教育関係の機関を統合していき、現在の神戸大学の編成となっています。
こうした設立の背景から、旧三商大とも呼ばれています。
ちなみに後の2つは、東京の一橋大学と大阪市立大学です。
神戸大学は蔵書が多く、図書館が充実していることでも知られ、国連がポリシーや活動状況について世界中の人々に知ってもらう関係資料を寄託、公開する図書館である「国連寄託図書館」も設置されています。
この図書館は、世界で405ヶ所、日本では14ヶ所にしかありません。
文系が発祥となった神戸大学ですが、昭和30年に工学部の前身である工学専攻科、昭和32年に理学専攻科が設置されました。
現在の工学部は、建築学科、市民工学科、電気電子工学科、機械工学科、応用科学科、情報知能工学科、という6学科編成にまで成長しています。
この工学部の中でも建築学科は、古い歴史のある学科となっています。
その前身は大正10年に設立した神戸高等工業学校の建築学科に始まっていますが、以後、神戸大学の拡充に伴い工学部の建築学科としての編成となりました。
昭和51年には環境計画学科が設立されて、2学科一体式の教育を行なってきましたが、平成4年に土木工学科と統合し建設学科という体制になりました。
現在は、学部は工学部建築学科となっています。
建築学科では、1学年で90名の定員となっていますが、例年30%近くが女子学生となっています。
又、建築学科の特徴として、学部を卒業した生徒の80%近くが大学院修士課程に進学し、更に、大学院博士課程にも40名前後が進んでいます。
この建築学科での建築学というのは、人間生活の環境基盤となる住宅に加え、公共施設としての建築物の環境に適した計画、設計、建設計画や、その維持管理に関する学問となっています。
これをマスターするためには、学術、技術、芸術という基礎的知識のバランスのいい総合的観点に立った教育が必要と考えており、そこで、神戸大学の建築学科では、計画&設計、構造、環境という3分野をカリキュラムとし、目的を達成するための充実した体制となっています。
又、近年では、建築は都市環境や地球環境に直結した存在として強く認識されてきています。
従って、建築学科では、単体の建物を他と切り離して捉えることはせず、都市空間や環境空間を構成する要素としての役割を認識し、そのような観点からの教育、研究も重視しています。