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神戸大学 経済学部 経済学科
神戸大学は神戸市灘区に拠点を置く国立大学のひとつで、経済学部経済学科は、前身となる神戸経済大学の流れを組む、長い歴史を背景に持つ学部のひとつと言えます。
神戸大学は、明治35年に創立された神戸高等商業学校を起源にしています。
その後神戸商業大学を経て、1949年の国立学校設置法施行に伴い、同地区に設立されていた神戸経済大学予科、神戸工業専門学校、姫路高等学校、兵庫師範学校、兵庫青年師範学校などと合併を行い、正式に1949年、神戸大学となりました。
神戸大学経済学部は、それまで神戸経済大学で蓄積されてきた長年の研究の成果も内包し、その当初から存在し続けてきました。
2000年には、大学院との連携を強め、より高度な教育を行えるようにカリキュラムも強化されています。
これは、アドヴァンストコースと呼ばれ、意欲と優秀な成績を持つ学生20人が選抜され、3年次から2年間、大学院共通科目や、特別演習、上級科目、また外国語に重点を置いた、より高度なカリキュラムに沿って学習を進めることができるというものです。
また、2008年には神戸大学経済学部経済学科の特徴でもあった夜間主コースの募集も停止され、通常の学部でもより密度の高い、一貫教育が行われようとしています。
実際のカリキュラムでは、単なる机上の知識の習得に終わらない演習を、基礎となる1年次から行っていきます。
入学当初から、大学教員と密に連携することによって、経済学にかける意欲の芽を摘み取らないように、尽力しているのです。
経済原論、経済学、経済史、統計学といった必修科目で、早期から確かな基礎力を固めるのはもちろん、論理学、心理学、社会学、文化人類学、社会思想史など、視野を広める学問も積極的に並行して行われます。
また、統計学や分析に必要不可欠となる線形代数学や微分積分学など、数学科目も充実しています。
数学以外の教養科目も、総合的に履修が認められており、特に国際化社会で活躍できる人材の輩出を目的としていることから、外国語の科目を履修することは奨励されています。
外部から、各種研究機関、あるいは企業のビジネス最先端で活躍する講師を招き、より実践的に行われる特別講義もあります。
3年次の専門性が高くなる頃には、10名程度の少人数制ゼミが始まり、各々の研究テーマを深く掘り下げることとなります。
個人の研究のみでなく、発表やプレゼンテーションといったコミュニケーションを強化する要素も多く盛り込まれており、社会に出ても役立つ能力を重視しています。
また、ゼミには、旧制商科大学を前身とする神戸大学、一橋大学、大阪市立大学の3校で、三大学対抗ゼミが毎年行われます。
同じ伝統を持つ他校と合同でゼミを行うことで、より切磋琢磨しあえる環境を作ることができます。
他の大学にない神戸大学経済学部経済学科の特徴と言えば、他にヨーロッパの経済、法、政治学を学ぶことのできる、EUコースというものも設置されています。
2005年から設置されているこのコースは、関西学院大学、大阪大学と共同で行われているもので、EUの行政府である欧州委員会から資金協力を受けて、EUに関する包括的な研究と教育が行われています。
コース修了後には、EU研究修了書も発行され、他の大学とは少し違った見識を深めることができます。
神戸大学経済学部経済学科の募集枠は260名で、前期に160名、後期に50名、推薦枠として60名分の枠が設けられています。
試験科目は6教科7科目と幅が広くなりますが、それだけ伝統があり、現在も時代に即したユニークなカリキュラムを維持している学部のハードルは高いということが言えるのでしょう。
神戸大学経済学部経済学科はかなり魅力的な学部ですので、気になる方は公式案内の情報にも目を通して、調べて見てください。