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神戸大学 海事科学部 海洋ロジスティクス科学科
神戸大学は2003年に神戸商船大学と合併し、同大学を母体にして海事科学部が設置されました。神戸大学は国立大学で、2002年に創立百周年を迎えた歴史のある大学です。
合併した神戸商船大学は、兵庫県神戸市にあった国立大学でした。
神戸大学との合併後も在籍する学生のために存続していましたが、2004年3月31日、国立大学が独立行政法人化し国立大学法人となるのにあわせて廃校し、在学生は同日付で神戸大学に転籍しました。
海事科学部の誕生後、2007年には、大学院の自然科学研究科が改組されて海事科学研究科が設置されました。
海事科学部は海事技術マネジメント学科、海洋ロジスティクス科学科、マリンエンジニアリング学科の3つの学科に分かれています。
そのなかでも海洋ロジスティクス科学科では、商業系だけでなく工業系のことも学べます。
海事科学部海洋ロジスティクス科学科では、実践的な業務遂行能力を有する技術者の育成を目指しています。
現代は生産の国際分業体制が進展していて、地球規模での輸送・物流が重要になっています。
そこで効率的で安全な輸送・物流ネットワークの構築が重要になります。
その一方で、輸送・物流にともなう地球温暖化、エネルギー問題、海洋汚染、大気汚染、騒音などの環境問題への取り組みも求められています。
海事科学部海洋ロジスティクス科学科では、こうした地球規模の輸送・物流を対象として、海上輸送だけでなく陸上輸送とのつながりも考慮して、海事分野全般にわたる輸送体系について「安全性」「効率性」「環境保全」の視点から、海上輸送・物流システムを設計・評価し管理運用できる人材の育成を目標にしています。
神戸大学のキャンパスは神戸市内に4箇所あり、本部がある灘区の六甲台をはじめ、中央区の楠、須磨区の名谷、東灘区の深江にあります。
海事科学科のキャンパスは、大阪湾に面した深江にある、深江キャンパスです。
海事科学科海洋ロジスティクス科学科の授業は、教室での講義だけではなく、船舶実習や乗船実習といった実践的な内容も含まれています。
学生は海事科学部が管理している「淡路海洋実験実習場」の利用も可能です。
もちろん受験を目指す学生向けのオープンキャンパスも、教室での模擬授業もありますが、洋上ゼミという実習的なものも体験できます。
体験航海では、449トンの船舶である練習船深江丸に乗って、大阪湾での港湾見学をしながら1時間半程度の運航体験をします。
ほかにも、港の仕事を解説するゼミでは実際に貿易港におもむいて、国際貨物輸送における船と港の役割と今後の課題の解説を聞きます。
神戸大学海事科学部海洋ロジスティクス科学科では国家資格の取得も出来ます。
船舶職員である3級海技士(航海)の資格です。海技免状取得のためには対応する科目、単位を習得したのち、乗船実習科に進学し、6カ月の遠洋航海を含む乗船実習を行います。
またその他にも、工業の高等学校教諭一種免許状を取得することが出来ます。