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神戸大学 海事科学部 海事技術マネジメント学科
神戸大学海事科学部では世界の海を舞台に活躍する人材を育成するために海事技術マネジメント学科を設けています。
海事という言葉は一般にはあまり知られていません。
海洋関係の諸問題の中でも特に船舶運行に関わることを海事と呼びます。
日常生活ではあまり耳にしない言葉ですが、国連にも国際海事機構という組織があり国際的には大変重要な分野なのです。
神戸大学では海事に関するさまざまな分野を科学的に研究教育していく海事科学部を設置しています。
実は神戸大学海事科学部は、神戸大学で最も新しい学部です。
2003年に神戸商船大学との統合によって誕生しました。
海事科学部の前身である神戸商船大学は、1917年に開校した川崎商船学校に端を発する歴史ある商船大学です。
新制の神戸商船大学となってからもすでに半世紀を歩んできた実績があります。
神戸大学海事科学部は開設してから間もない学部ですが、海事に関する研究や教育のノウハウは神戸商船大学から引き継いだ伝統あるものなのです。
しかし革新も忘れてはいません。神戸大学海事科学部として開設されてからは、ユニークで新しい切り口で海洋を舞台とした人間活動である海事を研究し続けています。
現在神戸大学海事科学部は大阪湾に面した深江キャンパスにあります。
海事科学部が目指しているのは安全かつ効率的な海運と海洋の環境保全を担う人材の育成です。
入学後は2年生の前期まで学部共通の教育が行われます。
その後海事技術マネジメント学科と海洋ロジスティクス科学科・マリンエンジニアリング学科の3学科に分かれるのです。
海事技術マネジメント学科は海洋と船舶に関する生きた知識と技術を習得する学科です。
外国航路の船舶職員を目指す学生のため、海技士国家資格取得を目標に据えたカリキュラムになっています。
海事技術マネジメント学科ではしかし、実際に船に乗って活躍する人材だけを育成しているわけではありません。
なぜなら海事を担っているのは船舶職員だけではないからです。
船で海洋を航海するために必要な技術を身につけることはもちろん、陸上の海事関連企業などでも活躍できるマネジメント能力も養成していくようにカリキュラムが構成されています。
海事技術マネジメント学科では、航海技術である船舶運行と機関管理を選択して学習していきます。
それぞれ規定の単位を取得するとそれぞれの3級海技士国家試験の筆記試験免除資格が与えられるようになっています。
さらに安全管理や技術管理といったマネジメント技術を選択学習し、海事とマネジメント能力とを兼ね備えた技術者育成を目指します。
その後乗船実習科に進学して遠洋航海を終えれば国家資格も取得できます。
外国航路の船舶職員として活躍するために絶対欠かせないスキルである、海事英語も科目に組み込まれています。
日本郵船や商船三井などの一流海運企業に就職し、世界中の海を舞台に活躍したいという夢を持つあなたを神戸大学海事科学部海事技術マネジメント学科では待っています。